仄かな燈火

渡部唯生

2023-01-01から1年間の記事一覧

問題集

・ガザの状況を改善するためには、どうしたらよいか ・マルクスは資本の運動法則を明らかにしようとした。その運動法則の認識は革命運動に何を与えたか。また、与えうるか。 ・今の生活条件の中で、私に何が可能か。 ・日本共産党の方針の評価は、いかなる方…

マルクス

マルクスにとって社会が現実的対象である。勿論、今を生きる我々にとっても、現実的である事は社会的である事だ。孤立した個人、文明以前の未開人は、抽象的存在であり、社会的関係なしに我々は生存できない。現実とは抽象的個人の想像物ではなく、社会的人…

考えるべきこと=考えたいこと

思考そのものは内的な活動であって、そのままでは、それ自体としては無力である。だが思考は認識と判断を左右し、意志という形態を通じて、ある人格の行動に影響する。また、思考は、言葉として発言される事で他者の思考に影響する。 課題のない思考というも…

政治について

大学時代にデモへ行くようになって20数年経つわけだが、いまだに政治が嫌い。政治に興味なんてない。必要だから知ろうとするだけだ。全く趣味に合わない。そもそも私がマルクス主義に惹かれたのは、政治そのものの廃止を目指すからだ。

【社会の発展について 科学的社会主義03】

「発展」はどんな形態の社会にも期待できるわけではない。資本主義以前の社会、つまり封建制、農奴制、原始共産制といった経済的社会構成体では、発展はゼロではないにしても、その進行は極めて緩慢なものだった。生産技術も、人口も、社会関係そのものも、…

科学的社会主義2

階級の存在。プロレタリア階級という言葉は、日本共産党の内部ですらほとんど聞かれない。それほどまでにプロレタリアートの人口比率が高まり普遍化したのだともいいうる。我々は古典的なマルクス主義のタームに郷愁を感ずるようなジレッタントであるべきで…

科学的社会主義について

科学的社会主義の本質としては、マルクスが「資本論」で明らかにした剰余価値の学説が挙げられる場合が多い。それは正しいが、どういう意味で剰余価値論が本質的と言えるか。まず資本主義社会の目的が剰余価値の取得にあるという点。資本主義社会の富の実体…

小説について

小説、という文芸ジャンルについて。よく物語と小説が対比的に論ぜられる。物語は中世まで、書物としてだけではなく口承文芸として、また様々な歌謡の題材として等、盛んに読まれた。一方で小説は本質的に近代的なジャンルであって、物語批判、特に社会的現…

書かれるべき小説、読まれるべき小説01

文学は人間本質に根ざすものである限り、自由なジャンルであることは今更言うまでもない。だが、書かれる<べき>小説、読まれるべき小説、というのは確かに存在するだろう。「教養=自己形成」などと言うと語弊はあるが、文学が単なる消費目的のエンターテ…

2023/5/21

世界の最上の目的は、世界自身の乗り越えである。世界が次元の異なる、質的に飛躍した存在へと移行することである。理想社会と言う者もその極限の状態においては、およそ社会として考えられたあらゆる制約から自由になり、「社会」とは別の語によってその共…

天国の表象

人間が真に幸福であるためには、社会そのものが幸福である必要がある。社会とは人間関係、特に労働を通じての人間関係であるから、労働関係がまず幸福でなければならない。絶対の幸福の表象を天国ということもできるし、涅槃ということも出来る。理念は自由…

疑問集2

我々にとって「問題」とは何か。我々は何を問うべきか。人類は生きるべきか、滅びるべきか。生きるべきなら、何を目指すべきか。なぜ自由は最高の理念なのか。人類の自由と個人の自由はどのような関係を持つか。全知全能が自由ならば、善や正義は完全性の側…

疑問集

神の存在は神を信じる事が出来るか否かにかかっているだろうか?希望はどこに見出す事ができるだろうか?我々にとっての希望が存在しなかった時代が過去にあっただろうか?マルクスはなぜ革命の事業を志すに至っただろうか。希望がなくても満たされて生きて…

私と科学的社会主義

科学的社会主義(マルクス主義)という体系的理論。なぜ私はそれを学び、研究するか。私の根源的な欲望に有益であると考えられるからである。私の根源的な欲望とは何か。それは万民と同じく、「あらゆる世界が良くあれ」という欲望である。それは多くの場合…

関心領域2

マルクス。エンゲルス。レーニン。スターリン。グラムシ。トロツキー。アルチュセール。アドルノ。ルカーチ。毛沢東。ホーチミン。不破哲三。デリダ。フーコー。ドゥルーズ。レヴィ=ストロース。マリノフスキー。モーガン。フォイエルバッハ。プルードン。…

関心領域

科学的社会主義。マルクス主義。マルクス=エンゲルス。世界史。日本史。日本社会。経済。資本主義。社会主義。イデオロギー論。科学。自然科学。人文科学。人類学。経済学。哲学。文学。日本文学。日本近代文学。古典文学。現代文学。論理学。現象学。精神…

日記

自分は何を知りたいのか。何を考えたいのか。自分は何をしたいのか。だが、それは本当に?よくよく自分の心の奥底を、凝視しなくてはならない。人間は、多様なものを求めながら、本当は同じ一つのものを求めているに過ぎないかも知れないからだ。

2023年5月12日。起床、定時で仕事を始める。終了後、韓国料理を食べてから国会前へ。入管法反対の抗議集会。4000人。銀座でアイスティー、帰宅。

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